LGBTについての説明をする際に、「大きく性自認と性的指向で分ける」という言われ方がされます。
性自認に関して言えば、男女かどちらでもない(Xジェンダー)と言われることがほとんどですが、今回はこの性自認という概念について、もう少し細かく考えてみたいと思います。

性自認は、どのようなところからくるのでしょうか?生まれて物心がつく前から、性別違和を感じていたということはないかと思います。
今回は大きく3つの面で、性自認というものを分けてみます。

身体的な性自認

性別違和を感じている人の中で、第二次性徴における男女の特徴が表れた際に、自認をしたという声が多くあります。
男性で言えば体格のよさやひげなどの体毛、声の低さなどがあり、女性で言えば生理や胸のふくらみ、声の高さなどがあるかと思います。
自身の身体にいわゆる男女の特徴が表れていることに、強い違和感を感じるパターンや、逆にそれを肯定的に捉えているパターンがあるかと思います。
身体的な意味での性自認が異性に近づくほど、性別適合手術を望む人の割合も高いと言えるでしょう。

他者からの認識としての性自認

社会的な性、ともいえるかもしれません。
他者と接する中で、自身を男性としてまたは女性として扱わってほしいという欲求です。中性または無性の場合もあるでしょう。
友人関係や家族もそうですが、恋愛関係におけるものがもっとも顕著かもしれません。男性の身体で生まれて女性と交際していても、恋人から彼氏(男性)として扱われたくない、ということがあるかもしれません。
こちらは上記の、身体の違和感の有無とは異なるかと思います。

表現したい性

周りにどう扱われたいか、ということと、どう表現したいか、ということは別です。
男性的な見た目をし、男性の身体であっても、恋人との関係で男性的な役割をのぞむとは限りません。
表現という中にも、外見(服装や髪形など)と内面(言葉づかいなど)でさらに分けられます。

最後に

性自認と一言で言っても、それをどのような要素で考えているのか、気になったためまとめてみました。
「私は男(女)です」と言っているストレートの人も、なぜそうであると言えるのか、上記の側面から、考え直してみると、程度はあれど性別違和を感じる人は多いかもしれません。