LGBT当事者もしくはアライによるレポート。今回は「採用面接におけるLGBT」に関する意識調査についてです。

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世の中のLGBTに関する独自の調査・研究、情報発信を行うLGBTマーケティングラボは運営する株式会社CIN GROUP協力のもと、現役企業人事180名を対象に「採用面接におけるLGBT」に関する意識調査を実施しました。

採用面接時にカミングアウトを受けた経験があるか、なぜカミングアウトしてほしいのかなど、さまざまな質問を通して調査が行われました。

結果まとめ

・採用面接でカミングアウトされたことがある人は約2割。

・平均カミングアウト人数は1.35人。

・「採用面接の場でカミングアウトしてほしい」と回答した人は全体の約6割。

・カミングアウトしてほしい理由としては、「自分らしく働いてもらいたいから」や「最初にオープンにしてもらった方が採用後に対応しやすい」という採用後のことを考えた意見が多数。

・反対に、カミングアウトして欲しくない理由は「どう対応していいかわからないから」というLGBTに関する理解が足りないゆえの回答が第1位に上がりました。

参照 http://news.biglobe.ne.jp/economy/1018/prt_161018_7333931832.html

まとめ

現役採用担当者の半数以上が、面接をするタイミングでカミングアウトを望んでいるんですね。それは、当事者からしたらとても勇気のあることで、なかなか難しいと思います。
しかし、LGBT当事者にも自分らしくオープンにしてほしいと望んでいる企業もたくさんあると思います。

その一方で、カミングアウトをしてほしくない理由として、「どう対応して良いのかわからない」が挙げられているのを見ると、まだ理解が無い企業が多いことが分かります。

当事者が就職する際に、見極めるべき点としてその企業がLGBTフレンドリーであるかどうかだと思います。しかし、実際にはホームページ上で記載されているだけで何もアクションを起こしていない企業もあります。
そのため、セミナーや研修・講習会に積極的に参加しているか、LGBT当事者が実際にいるかなどを事前に確認しておくと良いかもしれません。

当事者が実際にいれば、その人に対してどんな対応を行っているかが分かったりセクシュアルマイノリティの人にも寛容である可能性が高いと思います。

これから、就職活動をしていく方は、当事者やそうでないに関わらずその会社がどのような社風でどんな人も働きやすい環境にあるかを十分に知っておく必要があります。
また、それはネット上の情報だけを鵜呑みにするのではなく、説明会やその会社で働いている社員に話を聞くなどより現実的な情報を得た方が自分のためになると思います。