セクシュアリマイノリティと一口で言っても、労働環境における問題はさまざまです。採用段階の問題としては、履歴書や媒体登録に記載する性別をどちらにするかということが挙げられます。(特にトランスジェンダーの方)

また、そもそも活動先の企業がLGBTに対して理解がなかったらどうしようといった不安から、就職活動を諦めてしまうといったケースもあります。

今回は、就職後の労働環境における問題について考えてみたいと思います。

 

セクシュアルマイノリティの就職活動や職場の問題

トイレが男女別の場合、自認する性別のトイレを使えなかったり、望む服装や髪型で仕事をすることができなかったりします。戸籍上と異なる性別で働きたい場合、まずカミングアウトしないとそれが実現しないという現状があります。

セクシュアルハラスメント

セクシュアリマイノリティに対してもセクシュアルハラスメントが成立します。環境的セクハラはとくにセクシュアルマイノリティの視点が重要になります。例えば、「彼氏(彼女)いないの?」や「いつ結婚するの?」などといった質問は、異性愛であることを前提とした発言であるため、セクシュアルマイノティの方からすると不快感を覚えます。

福利厚生

3つ目は、同性カップルのパートナーに関して、職場の健康保険や扶養手当などといった福利厚生を利用できないといった現状があります。

最後に

こういった職場問題がある中で、1つ大切になってくるのは、「アライ(Ally/同盟・支援の意味)」の存在です。「アライ」とは、LGBTを初めとする性的少数者を理解し、自分ができる行動を起こす支援者を意味します。「アライ」の存在は就職活動のしやすさや職場の働きやすさを大きく左右します。セクシュアルマイノリティの方々が働きやすい職場を目指すためには、「マイノリティへの配慮」だけではなく、多様な価値観を受け入れる職場を目指すことが大切です。