LGBT当事者orアライによるレポート。今回は三ツ矢雄二さんがゲイであることをカミングアウトした話です。

声優の三ツ矢雄二さんが、1月12日深夜放送のテレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告 ~』にて初のゲイ告白をしたことが話題になりました。

三ツ矢さんは声優としておなじみですよね。
なかでも、「キテレツ大百科」のトンガリ、「タッチ」では上杉達也役を担当されていました。これまで、三ツ矢さんは自身のセクシュアリティに関して「グレーゾーン」と返答してごまかしてきました。
それは、お兄さんが会社でいろいろ言われないかを心配して退職するまでは、カミングアウトをしないと決めていたんだそうです。

ゲイを告白した三ツ矢さんですが、ファンの多くは「察してた」「やっぱり」といった声が多く挙がっているそうです。
「グレーゾーン」という表現をすることで、なんとなく想像させるようにしていたのかもしれません。しかし、それに対して批判することなく周囲は受け入れていました。

そうはいっても、お兄さんが会社で悪い影響を受けないようにと、明確な表現は避けてきた三ツ矢さん。
そこには、やはり差別や偏見が怖かったからなのではないのでしょうか。セクシュアリティは本来仕事には関係ありません。しかし、職場内での性的指向や性自認に関して差別する人がいるのも現状です。

芸能人のセクシュアリティやカミングアウトはマスコミもかなり敏感に反応し、大きく取り上げようとします。
メディアの報じ方によっても、事実と異なっていたり隠されていたりします。大勢の前で堂々とカミングアウトできる人もいれば、そうでない人ももちろんいます。

そのことを周囲の人もわかってあげて、カミングアウトの必要が無いような環境になっていくと誰もが窮屈に感じないと思います。
いちいち、メディアの前で公言しなくてもいいような世の中になればいいと願いますが、普段から自分のセクシュアリティを悟ってもらうようにすることは難しいです。
まだまだ、セクシュアリティの多様性に関して理解を深めていくことが重要ですね。