5月11日にディスカウント店大手のドン・キホーテが旗艦店である「MEGA(メガ)ドン・キホーテ渋谷本店」に「LGBT用トイレ」を設置すると報道されました。

ドンキがLGBT用トイレ
先進地・渋谷の旗艦店に

ディスカウント店大手のドン・キホーテは11日、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)用のトイレを、差別解消を目指す先進地として知られる東京・渋谷の旗艦店に初めて設けたと発表した。小売業界では珍しい試みで、顧客の反応が良ければ他の店舗への導入も検討する。

 旗艦店は「MEGA(メガ)ドン・キホーテ渋谷本店」で、12日にオープンする。渋谷区が多様性を認め合う地域づくりの一環で、同性カップルを夫婦と同等のパートナーと公的に認める証明書を交付していることなどに賛同した。

 「ALL GENDER」の案内板を掲げた個室トイレ3室をつくった。

2017年5月11日 共同通信

「LGBT用トイレ」の表現はおかしい?

記事中では「同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)用のトイレ」と紹介されています。
これに対し、「トイレの問題は性同一性障害などのT(トランスジェンダー)の問題であり、LGB(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル)には関係がないのでLGBT用という表現はおかしい」といった意見も見られました。

しかし、トイレの案内板には「ALL GENDER」と書かれており、セクシュアリティを特定した書き方はされていません。
報道のされ方と、ドン・キホーテのトイレ設置の意図にズレがあったことにより、こうした意見が出たようです。

「ALL GENDERトイレ」はLGBTフレンドリーなのか

ドン・キホーテでは、渋谷区の多様性を認め合う地域づくりという考えに賛同しています。
そのことから、「ALL GENDERトイレ」が設置されることとなりました。

これまでも様々な企業や自治体などで「ALL GENDERトイレ」が設置されてきました。
案内板にLGBTの象徴である6色のレインボーや、身体の半分はズボン・もう半分はスカートを履いているようなイラストを使用するなどで表現されています。

このような「ALL GENDERトイレ」には「トイレを利用しやすくなった」という声がある一方で、「利用することで当事者だとわかってしまう」といった否定的な声もあります。

▼ドン・キホーテはTOKYO RAINBOW PRIDE 2017にも出展。
LGBTフレンドリーな取り組みを進めている。

まとめ

賛否両論ある「ALL GENDERトイレ」ですが、設置の目的は「多様性を認め合う」ということにあります。

まだまだ社会で浸透していないため様々な意見が出ていますが、実際にトイレに困っている人たちにとって利用しやすいものになるための、必要な段階なのかもしれません。

みなさんはドン・キホーテの「ALL GENDERトイレ」について、どう感じましたか?