思春期になると自然と恋愛感情を持つ人は多いですが、恋愛感情を持たない人も存在します。
このように恋愛感情がないセクシュアリティをアセクシャル(無性愛者)といいます。

今回は、アセクシュアルを自認する友人の話をご紹介したいと思います。
彼女は今まで誰に対しても恋愛感情を抱いたことがないと言います。
彼女の通う高校は校則が厳しく、恋愛が禁止されていました。
周りにも恋愛している人はおらず、恋愛をしないことが当たり前という環境ですごしていたため、自分が恋愛感情を持たないことに気が付きませんでした。

大学生になって周りが恋愛をし始め、違和感を感じるようになりました。
いわゆる「ガールズトーク」に共感ができなかったり、周りと話が合わないと感じることもありました。
「なぜ誰かを恋愛対象として好きにならないのか」と不思議に思うようになり、調べるうちにアセクシュアルというセクシュアリティがあることを知りました。

こうして自分が性的少数者であることを自認したものの、恋愛し、結婚し、子供を産むことが「普通」とされる社会で、自分はどのように生きればいいのかと悩むこともあったそうです。

そんなときに勇気を出してLGBTサークルに参加するようになり、様々なセクシュアリティの人がいること、それぞれの生き方があることを知りました。
現在はアセクシュアルである自分を受け入れ、無理をせずに自分らしく生きていくことを大切にしているそうです。