LGBT当事者orアライによるレポート。今回は日本の性教育についての前編です。

日本の性教育に関しては、現在も様々な議論が行われています。海外と比較して、「遅れている」と言われることがありますが、その現状はどのようなものなのか。

njipiの記事でも日本の性教育の現状に関しては一度触れています。

日本の間違った性教育

abemaTVの番組『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』では、性教育をテーマに数人の女性が議論を交わしました。
非常に興味深い内容だったので、ぜひ紹介したいと思います。

学校で性行為について教えられない現状

現在日本の教育現場においては、「性行為」「セックス」と言った言葉を使うことが禁止されています。
番組では実際に避妊について生徒に話をした教師が、PTAからのクレームで退職まで追い込まれたケースが紹介されていました。
学校現場での性教育が実質的に不可能なことから、インターネットなどから子どもたちは性に関する間違った知識を得ていると、番組内では指摘されていました。

間違った知識が望まぬ妊娠の原因になっている

学校で正しい知識が得られない子どもたちにとって、アダルトビデオが情報源になっています。
しかし、アダルトビデオでは正しい避妊方法や感染症予防に関する指導はほとんどと言っていいほどありません。
この現代の「AVが教科書になっている」現状が、性感染症リスクが高まっていることや望まぬ妊娠があることの原因になっていると指摘されています。
とくに望まぬ妊娠に関しては、膣外射精であれば妊娠しないという誤解が広まっている現状があります。
番組内には避妊具メーカーの社員の方も登場していて、いくつかの避妊方法に関する議論も交わされていました。
40代の妊娠の多さや、11歳での妊娠があるということにも驚きましたが、個人的には妊娠した女性の中の36%が望まぬ妊娠だったと回答していることです。
学校教育現場で正しい性に関する知識を教えることで、望まぬ妊娠のリスクは下げることができるのかと思うととても残念です。

後編に続く