LGBT当事者orアライによるレポート。今回は性同一性障害についてです。

性同一性障害とは

多くの人は自分の性別に対する認知とジェンダーアイデンティティは一致しています。しかし一部の人はそれらが一致していません。それを性同一性障害と呼び、性同一性障害とは医学的な病名です。

これは「反対の性に対する強く持続的な同一感」などの医学的な4つの診断基準があります。芸能人でははるな愛さんや椿姫彩菜さん、佐藤かよさんがいます。

ここで注意したいのは、性同一性障害の持って生まれた「性自認」が異常であり「障害」があるというわけではありません。これは身体的な障害を持った方にも言えますが、持って生まれたものが社会生活を送るうえで支障が出てくるという意味で「障害」と捉えます。そこをしっかりと認識することが重要です。

性同一性障害とLGBT

正確にはLGBTのTにあたるトランスジェンダーは性同一性障害とは異なっています。性同一性障害自体、2003年ころから使われ始めた言葉なのですが、性同一性障害とはトランスジェンダーの中でも身体的手術を望む人のことを言います。

戸籍の性別変更

現在の法律をまとめると、「20歳以上であり、婚姻をしておらず、未成年の子供がいないこと。生殖腺がないこと、または生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。その身体について、他の性別にかかる身体の性器に係る部分に禁じする外観を備えていること。」とあり、性別の変更を申し出ることができます。

しかし、現在の日本においては特例法が制定されたことによって、性別変更をすると生殖能力を放棄しなければならず、自分の子供を持つことはできなくなります。それは性別変更を認められたのに、そのかわり子供はあきらめる必要があるということです。また特例法よって性別適合手術がより合法性を増して、さらに性同一性障害への理解が進みました。

一方で、制定により性別適合手術さえ行えば戸籍を変更できるというように、本人が強く望むならまだしも、周囲の人間が手術へと追い込むことがあります。

今後の課題

以上のように性別の違和感を覚える人の程度は人それぞれであるのにもかかわらず、ガイドラインに沿って性別適合手術を行って、性別の変更を行うことが最も理想的な治療だとする風潮もあるため、人それぞれに合った治療を行うことが必要だと感じます。医学的に健康な体に対して手術をするということに対して慎重になる必要もあると感じます。