LGBT当事者orアライによるレポート。

私は現在都内で働いているバイセクシュアルの女性です。今回は私の半生を書きたいと思います。

自認する中学生まで

私がバイセクシュアルを自認したのは、中学1年生のときでした。正確にはもうちょっと遅いかもしれません。

昔から音楽の好きだった私は、中学で吹奏楽部に所属しました。その時に3年生だった女性の先輩に、一目見てすごく惹かれたことを今でも覚えています。楽器も上手できれいで優しいその先輩に、抱いたその気持ちが恋であることはなんとなく理解していました。

しかし当時同性愛や両性愛という考えすらなかった私は、先輩にも、友達にもその気持ちは伝えることはありませんでした。当時、マドンナ的存在だったその先輩には、当然のように彼氏がいて、現在はどこで何をしているかはわかりません。

しかし彼女が、私が恋をした最初の相手でした。

大学から就職まで

中学を卒業してから私は、男性から告白されることもあり、お付き合いしたことも何度かありました。しかし男性とお付き合いをしてみて、先輩に対しての気持ちとはなんとなく違うことは感じていました。

私は地方の田舎で育ったのですが、大学からは、都内で一人暮らしをはじめました。就職した現在も、年に数回実家に帰る程度で、すっかり東京での生活に慣れてきたと思っています。

現在は、大学時代のサークルで知り合った彼女と付き合っています。地元にはそもそも大学すらほとんどないのですが、都内にはたくさんあり、インカレで所属していたLGBTサークルが彼女との出会いでした。お互い社会人になった現在も、交際を続けています。

地元での私と東京での私

上京してもうしばらく経ちますが、彼女の存在や、所属していたLGBTサークルのことは、親も含めて地元の人にはだれにも言っていません。親戚の集まりで地元へ帰るたびに、結婚や彼氏の有無をしつこくきかれるのは毎回のことです。ずっと彼女がいることを伝えたら・・・反応を考えるととても言い出せません。

地元の友人の中には、LGBTに対して偏見のない人もいるかもしれません。しかし、コミュニティがせまいこともあり、私が誰かにカミングアウトしたら、すぐに私の家族にも知れ渡るのは目に見えています。親も友人も地元も大好きですが、この先言うことはないかなと思っています。