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メキシコで、同性愛に反対するデモに、少年が立ちふさがったことが話題になりました。

メキシコでは、首都メキシコ・シティをはじめ10の州で同性婚が認められていますが、残りの21州では同性婚は認められていません。
エンリケ・ペニャ・ニエト大統領は、法律を改正して全ての州で同性婚を合法化しようとしていますが、これに反対するデモがメキシコ全土で行われています。
「家族のための国民戦線」という宗教的かつ保守的な団体は「For Life and Family」と書かれた横断幕を掲げ、同性婚に反対する行進をしています。

デモに立ちふさがった少年

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デモに立ちふさがる少年を撮影したのはジャーナリストのマヌエル・ロドリゲス氏です。

ロドリゲス氏は「最初は少年がふざけてデモ隊の前に立っていると思った」といいます。

しかし、なぜデモ隊の前に立ったのかを尋ねると、少年は「おじさんがゲイなんです。おじさんが嫌われるのが嫌だったから」と答えたそうです。

マヌエル・ロドリゲス氏が撮影した少年の写真は、メキシコのメディア「Regeneración」に掲載された後、「USAトゥデイ」や「The New Civil Rights Movement」「Attitude」「Pink News」など様々なメディアに取りあげられ話題となりました。

少年の行動は、1989年に中国・天安門広場で戦車の前に立ちはだかった「戦車男」と比較されています。
戦車男は、民主化を求める大勢のデモ隊が中国人民解放軍に武力制圧され、多くの犠牲者が出た翌日に、戦車の前に立ちはだかって止めようとました。

デモに立ちふさがった少年の名前は不明です。
彼の行動は、平等な結婚を求めている世界中の人たちを勇気付けています。