就活ノウハウ講座シリーズ、今回はインターンシップについてです。
2016年3月卒業予定の先輩たちに、企業の採用広報解禁前にやっておくべきことの第2位に「インターンシップへの参加」が挙がりました。
また、2016年3月卒業予定者のじつに73.7%がインターンシップに参加していました。(日経就活ナビ、学生就活モニター調査)
この結果からもわかるようにインターンシップへの参加は今、就活を行う上で当たり前となりつつあるのかもしれません。
インターンシップのメリット
業界や企業を知る
インターンシップを行うことで企業や業界についての知識が増えます。そうすることで、どの業界が自分に向いているのか、どういう企業で働いてみたいかが想像しやすくなります。
そして、興味のある企業や業界でインターンシップできればより現実的に考えを深められるでしょう。
また、「働く」ことの意味やそもそも「社会人になる」こととは何なのかが見えてきます。
社会人と触れる
就活や社会人になることに不安を抱える人も多いと思います。仕事内容だけでなく、職場での人間関係に悩まないかと心配になることもあるでしょう。
インターンシップに参加してみると社会人・就活の先輩たちがたくさんいます。その先輩たちに積極的に相談して、自分へのアドバイスをもらうことができます。
具体的に将来を考えられる
インターンシップに参加することでこれから、どうしたいか何をすべきかがより具体的に分かってきます。
入社してみて、「やっぱり思っていたのと違うな」となることもあるかもしれません。それを防ぐためにも、気になる企業が定まっているのであればその企業のインターンシップに参加することは大切です。
就活対策をする
インターンシップに参加したいと思っても、履歴書を書いたり面接を行ったり選考が合ったりする場合があります。早い段階で、ESや履歴書の書く練習や面接に慣れることができます。
LGBT就活ではインターンシップはより重要
LGBT就活生にとって、インターンシップはさらに重要な役割があります。
企業や、社会人の多くがLGBTに関してどう感じているのか、どう受け止めているのかというのを知る機会はあまりありません。
就活においてカミングアウトをするかどうか迷っているのであれば、インターンシップの場で、ダイバーシティの取り組みの一環としてLGBTをどう対応しているのかなど、聞いてみるといいと思います。
インターンシップをした企業の中で、実はLGBTにとてもフレンドリーな企業が見つかるケースもあります。その場合は就職先の候補として選考に進んでいくのもよいでしょう。
まとめ
インターンシップに参加するかどうかは自分次第ですが、得られるものはたくさんあります。
インターンシップは長期と短期があります。また、企業によって開始する時期も異なっていたりどれくらいの期間で実施するかも異なります。
また、1日だけのインターンシップもあるので誰でも気軽に参加できるものもあります。自分の予定に合わせて参加してみると就活に役立つかもしれませんね。
これからの時期だと、秋冬開催のインターンシップもたくさんあります。冬休みなど長期休暇を有効に活用するためにも参加してみてもいいかもしれません。