2019年卒業予定の就活生のみなさんは、今後本格化していく就活に向けて期待と同時に不安をもっている方も多いと思います。
特に、冬に向かっていくこの時期だからこそ何をするのがいいのか?前回は、2018年卒業予定のLGBT就活生の体験談を2名ご紹介しました。
今回は、その続きをお送りします。

Hさん。レズビアン。飲食店でのアルバイトをどう就活にいかしたのか?

大学時代は1年生のときから飲食店(居酒屋)でバイトをしていました。就活時期は少しシフトを減らしましたが、4年生の今でも続けています。

大学3年生のときにはリーダーをやっていたので、バイトも週6回は入っていました。バイトは大変なのですが、任されるようになると面白さも感じるようになってきました。

学校の単位のほうは問題なかったのですが、正直、就活は出遅れたのかもしれません。3年生の夏にインターンシップにいく友人は多かったですが、私は行きませんでした。4年生になる直前には、そろそろ就活をしなければ!と思い、自己分析とか業界研究とか一通りやってみたものの、よく分からず説明会とかに行っていました。

学生時代に、特別なことをしていなかったので、一番力をいれたことというのがうまく説明できず、面接では何度か落ちてしました。

そんなとき、ある就活をサポートしてくれる紹介会社に出会いました。就職のコンサルタントがついてくれて、就活の相談にのってくれました。自分ではよく分からなかった自分の良いところややりたいことを、面談の中で整理してくれました。また学生時代に力をいれたこととしては、アルバイトの話を企業の採用担当者にアピールできるような表現で書き上げることができました。

もう少し早く就活を始めればよかったと思いますが、それでもアルバイトを一生懸命やったことも就活にはいかせたと思います。

Iさん。ゲイ。LGBTフレンドリー企業への就活

僕は就活をはじめるときは、LGBTフレンドリー企業かどうかはあまり気にしていませんでした。ただあるLGBT就活生向けのイベントにいったときに、同じゲイの社会人の話を聞くことができました。

ゲイであれば、自分のセクシュアリティを言わなくても就職はできるけど、就職した後は職場で嘘をつくのはつらくなるし、自分のアイデンティティであるセクシュアリティを理解してほしいという気持ちにはなる、ということをそのゲイの社会人は話をしていました。

そのあとも個別にいろいろ話をさせてもらいました。僕はまだ仕事をしたことがないので、よくわからないのですが、何年も働いている人が、LGBTということを隠して働くことの大変さを教えてくれたのは、とても心に残りました。

そのあとの就活では基本的にLGBTフレンドリー企業を探しました。

内定をもらった企業は、同性パートナー制度などはないですが、最低限の知識はあり、偏見などがない職場だと感じています。カミングアウトをするかは考え中ですが、この会社で働くのが楽しみです。

 

就活前に考えていることと、実際に就活してみて感じることが違うことはよくあります。就活をしながら自分のやりたいことや大事にする軸をみつけていく人も多くいます。
次回は、同じく2018卒業のLGBT就活生の先輩の体験談の後編をお送りします。