2019卒の大手就活ナビオープンまで約3ヶ月。2018卒の先輩の姿をみて、夏頃から積極的にインターンシップに参加をしたり、自己分析や業界研究に励んでいる就活生も多いと思います。

MTF就活生の場合、志望動機の書き方や面接対策など、一般的な就活の悩みに加え、「性別欄はどうしよう…」「男性物のスーツは着れない…」「髪の毛は短くしないとだめなの?」「隠して働くしかないのかな…」のような、MTF就活生ならではの悩みもあると思います。

今回は、MTFの2018卒内定者Oさんに、どのように就活を進めて内定を獲得されたのか、インタビューを受けていただきました!

個人面接でMTFだとカミングアウトをしたOさん

私は性別欄のない履歴書を自作し、自己応募をしていました。理由は、面接まで進んでしまえば、自分のタイミングでMTFであるということの説明できるので誤解が生じにくいのではないかと考えたためです。

中小企業から大手企業まで様々な業界・職種に応募をしました。60社は軽く超えていたと思います。数多く応募していたこともあり、志望動機があまり練れていなかった企業も多く、実際にエントリーを通過し、説明会や面接に呼んでもらえた企業は3割程度でした。

説明会や面接の時の服装については、パス度に自信がなかったこともあり、私服OKの企業は中性的な服装で、スーツ必須の企業は男性物のスーツで挑みました。

実際にMTFであることをカミングアウトしたのは、個別面接のときです。センシティブな内容なので、他の就活生がいる説明会やグループ面接では伝えませんでした。

面接官の反応は様々でした。LGBTやゲイ・レズビアンは聞いたことがあっても、トランスジェンダーやMTFという言葉は知らないという面接官も多かったです。セクシュアリティが理由かどうかは分かりませんが、カミングアウトした面接の結果でお祈りメールが届いた企業もありました。

お祈りメールが届くととても落ち込みます。でも、決して自分自身が否定されたわけではないですし、あくまで企業の求める人物像に沿っていなかっただけと割り切るようにしていました。

それに、不採用に至った理由がMTFであることが関係しているかはわかりません。もし仮にMTFであったことが理由だったとしても、MTFであることを隠して、男として就職することは私には考えられませんでした。妥協したくない就活の軸をもっていたからこそ、上手く割り切れていたような気がします。

 

今回は、エントリーから面接、カミングアウトのタイミングまでの就活体験談でした。

次回はMTF就活生のOさんがどのような企業から内定をもらい、就職を決めたのかについてのインタビューをお伝えします。