2018年となり、いよいよ2019年卒の就活生の就活が本格化していきます。ここまでインターンシップに参加したり、企業研究をしっかりしているLGBT就活生もたくさんいます。

就活先の企業選びのひとつとして、大手企業とベンチャー企業のどちらがいいのか?ということがよく就活生のなかでも話題になります。

就活を始めるまでは聞いたことのある大手企業だけを考えていた人が、就活をしながら実際の企業の話を聞いて、就活先の企業の希望が変わっていく人もいます。

今回は、LGBT就活生のための大手企業とベンチャー企業のメリットとデメリットの中でも待遇面に関しての比較をご紹介します。

初任給が高いのは大手企業ってホント?!

待遇面で一番わかりやすいのが初任給です。大手企業の給与水準のほうが高そうに感じる就活生も多いですが、初任給に関してはベンチャー企業や中小企業のほうが大手企業より高い傾向があります。

これは、無名のベンチャー企業は採用するうえで苦労する傾向が強いので、初任給を高めに設定しているためです。

生涯年収が高いのは大手企業ってホント?!

初任給だけではなく、生涯年収で比較したときに大手企業のほうが高いといわれることが多いです。実際に定年まで勤めあげれば大手企業のほうが生涯年収は高くなると思います。

しかし、これからの日本社会で定年までひとつの企業で働き続けるというのは稀なケースになっていきます。転職を希望する人もたくさんいますし、また自分自身が望まなくても企業の都合により転職や出向により、大幅に給与が下がるケースもあります。

定年まで一つの企業で働き続けること自体が難しいので、生涯年収という比較も難しいのが現実です。

福利厚生が手厚いのは大手企業ってホント?!

福利厚生とは、法定の社会保険と、企業独自が定める法定外の福利厚生があります。法定の社会保険などはどの企業もそれほど変わりがありません。法定外の福利厚生には、各種手当や、社宅、社員食堂、健康診断補助などがあります。これは一般的には大企業のほうが充実しているといわれますが、大手企業の多くが資金的負担を減らすために、福利厚生費を減らしている実態があります。

LGBT就活生に関連するところでは、家族手当や結婚祝い金、社宅など家族や結婚ということを前提にした制度が挙げられます。LGBTフレンドリー企業の中では異性婚と同様に同性間でも福利厚生制度が使えるように同性パートナーシップ制度を整備する動きがでています。税金などは法律で決まっているのでLGBTフレンドリー企業が同性パートナーシップ制度を導入しても、LGBT当事者が税金面で優遇されるということは現実的には難しいです。しかし、社宅手当などは毎月数万円ももらえる場合もあるので、LBGT就活生としては、LGBTフレンドリー企業を探すというのは、金銭面でも大切になる場合もあります。

またLGBT当事者の中でもFTMやMTFトランスジェンダーにとっては健康診断なども大切です。トランスジェンダーになれていない病院も多数あります。トランスジェンダーの就活生は、健康診断という点でもLGBTフレンドリー企業を選ぶという考え方はあります。

 

大手企業とベンチャー企業の待遇面の比較は、どういうキャリアプランを考えるかにもよります。転職することもありえると考えると、目先の待遇だけでは比較ができません。LGBT就活生として、LGBTフレンドリー企業がどうかというのも大事な比較ポイントになります。