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Nijiリクルーティングでは、企業説明会や面接の機会が増え始めるのと比例して、就活時の服装に関する内容の相談も増える傾向があります。

今回は、女性のスーツで説明会に参加していたFTM就活生の声をお送りします。

女性のスーツで説明会に参加していたFTM就活生の声

・身長が150cm未満のため、なかなか男性用でサイズの合うものがありませんでした。オーダーメイドは高額すぎて手が出せなかったので、仕方なく女性用のパンツスタイルのスーツを着て説明会に参加していました。靴はヒールが高くない、一見女性用にはみえないものを履いていきました。FTMであることをカミングアウトはしていませんが、幸い、入社をした企業は女性のカジュアルな服装が許されていたので、メンズの私服を来て出社しています。LGBTに対する取り組みはないですが、一方で差別的な雰囲気もそこまでないので、働きにくさはあまり感じていません。ですが、できることなら、手術もしたいですし、男性用のスーツを着て働きたいです。入社をしてもうすぐ3年が経ちますが、この気持ちはだんだんと強くなってきています。いずれは転職をして、次の職場では男性として働けるように準備をしたいと思っています。

・実家暮らしだったのですが、男性用のスーツを着用することを両親に許してもらえず、女性用のパンツスーツで説明会や選考会には参加をしていました。途中から精神的な苦痛が大きくなり、親に隠れて男性として就活をするようになりました。治療についても親はよく思っていなかったので、パス度は高いとは言えませんでした。「女性として就活をした方がいいんじゃないか?」と人事の方に諭されたこともありました。時期が遅くなってしまったこともあり、FTMに理解のある企業を自力で見つけることは非常に難しく、就活は上手くいきませんでした。その後、第二新卒として就活を行い、FTMにも理解のある企業へ就職をしました。新入社員研修などはすでに終わってしまっており、基本はOJTで教えてもらいましたので、出遅れてしまった感は否めません。就活当初から男性のスーツを着用していけばよかったなという気持ちは少しあります。

FTM就活生の服装選びでは入社後の働き方を想定することが大切

FTMの就活生から、『性自認の服装で就活をしてもいいのでしょうか?』という質問をたくさん頂きます。企業によって対応は様々ですが、ポイントは「入社後どんな働き方をしたいか」です。

今回は、女性用のスーツを着て就活に挑んだFTM就活生の声をご紹介しました。女性用のスーツを着用して就活を行うことは精神的なストレスが大きいと思います。一方、『就活だけであれば、、、』という気持ちで何とか乗り切ろうと考えるFTMの就活生もいるでしょう。

ですが、その後の働き方を考えたとき、「男性として働けるのかどうか」という視点を持って就活を行う方がいいという先輩の声は多いです。それは、内定を得ることはとても大切なことですが、自分らしく働くということもとても大切だと仕事を通じて感じるためです。

自分らしく働くという選択を諦めずに就活を行うことをオススメします。