前回は、最終面接で面接官が見ているポイントと最終面接でのカミングアウトについてご紹介しました。

▼前回の記事はこちら

【LGBT就活ノウハウ】LGBT就活生必見!最終面接の傾向と対策について【前編】

今回は、最終面接での想定質問とFTMやMTF就活生に面接官からよくある質問についてお伝えします。

最終面接での想定質問

前回の記事でもご紹介したように、最終面接では最終合否を出すために、人柄や価値観以外にも、企業に対する入社意欲や熱意を今まで以上に見ています。

志望度を測るための質問例
・志望動機を教えてください
・第一希望ですか?
・他に受けている企業はありますか?
・他に内定が出ている企業はありますか?
・内定が出たら入社しますか?
・複数の企業から内定が出ても当社を選びますか?
・入社してやりたいことは何ですか?
・最後に伝えたいことはありますか?

人柄や価値観をみるための質問例
・友達は多いですか?
・尊敬している人はいますか?
・人からよく言われるあなたの長所を教えてください
・短所と思うことを2つ教えてください
・趣味はありますか?

一問一答形式ではなく、回答した内容を深堀していくような会話形式での面接になることが多いので、想定していなかった質問で言葉に詰まってしまうこともあると思います。そのようなときは、頭が真っ白になってしまうかもしれません。ですが、黙ってしまうと印象が下がってしまいます。

困ったときは、「少し考えてもいいですか?」と一言お伝えし、数秒時間をもらいましょう。慌てて支離滅裂なことをいうよりも、数秒の時間をもらって整理したうえで、しっかりとした自分の考えを伝える方が好印象です。

また、最終面接では必ずと言っていいほど、逆質問の時間が設けられます。そのため、事前に質問内容を用意しておくとよいでしょう。まとめた質問を手帳などにメモをしておいて、「お伺いしたいことをまとめてきたので、メモをしてもいいでしょうか?」とお伝えし、メモをみながら回答をもらうのも、事前準備をしっかりとしてきている印象を与えることができるので、好感が持てると感じる企業は多いです。

質問はありますか?と聞かれた際、最もタブーなのは「これまでの面接でお伺いできていたので、特に大丈夫です」という回答です。面接官からすると、自社に興味がないのかな?という印象に繋がってしまいます。

入社したいと思う企業に対しては、自分がこの会社で活躍したいという気持ちが伝わるように逆質問の時間を自己PRの場として活用しましょう。

FTMやMTF就活生に対する配慮事項に関する質問

カミングアウトをした場合、採用を前向きに検討している企業であればあるほど、LGBT就活生に対して、セクシュアリティに関する配慮事項の確認を行う傾向があります。

特に設備面での悩みを抱えているFTMやMTFの就活生には、下記のような確認などを行う企業が多いです。

FTMやMTFの就活生に対する配慮事項に関する質問例
・カミングアウトの範囲について
・お手洗い(更衣室)について
・通称名の使用について
・(制服またはスーツの場合)服装について
・(社員旅行がある場合)配慮事項について
・健康診断時の配慮について

希望があった際は、できるだけ具体的に伝えるようにしましょう。LGBTに理解があっても、すぐに対応できることもあれば、すぐには対応が難しいものも企業によってはあるかもしれません。特にFTMやMTF就活生にとって大きな問題となるお手洗いなどの設備に関しては、自社ビルでない企業や他の企業と一緒に使う場合など、設備を整えたり、場合によっては他社の同意を得る必要があるなど時間のかかるものもあります。FTMやMTFの就活生は、安心して自分らしく働けるよう、どのような配慮が可能なのか詳しく聞き、入社前にしっかりと相談しておくことをオススメします。