LGBT当事者、アライによるレポートシリーズ。今回は履歴書の性別欄です。

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就活最初のハードルが履歴書

トランスジェンダーや、XジェンダーなどのLGBT就活生・転職希望者が就職活動において、最初に引っかかるのは履歴書の性別欄ではないでしょうか。

JIS規格の履歴書には性別欄がありますし、学校指定の履歴書の多くにも性別欄があります。エントリーシートがある求人企業では、多くの企業がいまだに性別欄があります。

そのため、「性別欄の時点で躓いてしまう」というトランスジェンダーやXジェンダーの人は多いです。

そこでオススメなのは、性別欄のない履歴書です。
履歴書は必ずしも学校指定のものを使う必要はありません。
性別欄のない履歴はWEB上にもたくさん配布されているので、そちらをダウンロードして使うのもOKです。

性別で採用の合否を決める企業は少ない

最近では、優秀であれば性別は関係ないという企業が多いです。

LGBT就活生の中には、履歴書の性別欄を書かなかったり、性別欄のない履歴書を使うと選考に不利なのでは?と不安に感じている人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合問題ありません。

もし、面接で性別欄について質問されたりしたときに、違和感や不快感を感じたなら、その企業は選考や働く上で性別を気にする企業なのかもしれません。
そういった点では、社風を判断する材料にもなります。

カミングアウトするかしかないかは自由

ただ、カミングアウトするかどうかは個人の自由です。
自分の働きやすさを考え、カミングアウトのタイミングや、カミングアウトの範囲を決めるのがいいと思います。
トランスジェンダーや、Xジェンダーの場合、選考時にカミングアウトする人が多いです。
一次面接でカミングアウトをするのであれば、履歴書の時点でセクシュアリティについて書いてしまうという方法もあります。
それで不合格となるのであれば、そもそもその企業に入るべきではなかったのかもしれないですし、書類は合格になるのであれば、一次面接で驚かれることも少なくなります。