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楽天のLGBTダイバーシティの取り組み

楽天株式会社(以下、楽天)は事業のグローバル展開に伴い、社用公用語を英語化し、それによって外国籍の従業員数も増加。様々なバックグラウンドを持つ人材が集うダイバーシティに富んだ職場であることから、これまでもダイバーシティ推進課が設置され、個々の個性を尊重した制度の充実に取り組んでいました。
その中でLGBTに対する取り組みが本格的にスタートしました。

同性パートナーシップ制度の導入

楽天は、2016年7月22日に、社内規定の配偶者の規定を改定し、同性パートナーを含むものとしました。
これは、社内のLGBTの従業員からの声も受けて、配偶者の定義を改定をすることにしました。

この改定により、これまで社内規定上の就業規則において、日本の法律で認められる婚姻証明に基づいて定義されてきた配偶者に、同性パートナーも含まれるようになります。
同性同士であってもパートナーの両者および第三者の証人による署名が記載された会社指定の書類を提出し受理されれば、慶弔休暇・見舞金などの福利厚生が適用されます。

LGBTネットワークの発足

2016年6月には社内の有志によるLGBTネットワークも発足されています。
LGBT当事者とアライが協力して社内での理解を深めていく活動を進めているとのことです。

LGBT消費者向けサービスの開始

社内規定改定などに合わせ、LGBTの顧客向けの取り組みも実施することとなりました。

楽天の顧客が受けられるサービス


楽天ウェディング
rakutenbridal

結婚式場探し・結婚式準備の総合情報サイト「楽天ウェディング」では、特設ページを開設し、LGBTにフレンドリーな結婚式場情報を掲載しています。
http://wedding.rakuten.co.jp/special/lgbt/

Viber
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モバイル・メッセージング・アプリ「Viber(バイバー)」では、オリジナルキャラクターにレインボー(LGBTなどの性的マイノリティの権利擁護を支援する意思を示すイメージカラー)をあしらったデザインのステッカーが無料配布されます。

https://viber.co.jp/

楽天カード
楽天カードでは、家族カードの対象を「18歳以上(高校生除く)で生計を同一にする配偶者・両親・子供」としていましたが、この同性パートナーも対象として含まれるようになります。

http://www.rakuten-card.co.jp/

楽天生命
必要書類を提出することで、同性パートナーも死亡保険金受取人として指定できるようになります。

http://www.rakuten-life.co.jp/

楽天Edy
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楽天Edyと楽天ポイントカードを一体化させた「Edy-楽天ポイントカード」の新色として、レインボー柄が限定販売されます。
販売は、楽天市場内の楽天Edyオフィシャルショップにて、8月後半予定です。

http://www.rakuten.co.jp/edyshop/
LGBTへの対応をしているかどうかを取引や企業を評価する基準とする欧米企業が増えてきています。日本でも楽天のようにグローバル展開する企業にとっては、LGBTへの取り組みが必要不可欠になってきています。
日本企業もようやく重い腰を上げた、というところでしょうか。今後もこのような企業は増えていきそうですね。