夏休み期間中にインターンシップを開催している企業は多くあります。また、既に就活を経験した方の中では、夏休みのインターンシップが初めての就活だったという方も多いです。今回はLGBT就活生がインターンシップに参加することで得られるメリットについてです。
就活におけるインターンシップとは
インターンシップは、就業体験の場です。
学生時代にアルバイトとは違う、正社員の仕事や、企業というものを見る、触れるという場になります。働くことにおいて必要なスキルを身に着けることができることもあります。
インターンシップにもいろいろな種類があります。
就活で企業をしる場という位置づけで、1dayのインターンシップもあります。より深く企業を知ると同時に仕事を体験するために5daysやあるいは1か月以上の長期のインターンシップもあります。
報酬についても、無給と有給の両方があります。
インターンシップ参加のメリット
インターンシップは参加したほうがいいのか、という疑問をよくききます。インターンシップになぜ参加するのか、その意味を大きく3項目にまとめてみました。
企業という組織を理解する
小中高そして大学と、学生生活を送ってきた中で、企業を知る機会はそう多くはありません。実際に社内で働く様子を見ることで、実際の仕事の内容を垣間見ることができます。
また社会人と触れ合うことで自分の職業観を深堀したり、確立することにつながります。
社会人としてのマナーを得られる
部活の先輩後輩や、先生と生徒などと、企業における人間関係は全く異なっています。どれだけ仲のいい同僚でも、社会人としての基本的なマナーがあります。
たとえばメールや電話での言葉づかいや振る舞いなど、どんな仕事をするにも必要なことはある程度決まっています。
本格的に選考が進む前にインターンシップに参加することで、マナーを身に着けることができます。
選考で有利になる(場合もある)
インターンシップは本来は、選考には関係ないものです。しかし企業と接している以上、多少なりとも選考に関係してくるケースが多いです。
仮に選考には関係ないと言っている企業の場合でも、学生側はインターンシップを通して会社への理解が深まっているでしょうから、参加していない学生に比べて企業理解という点で勝っているでしょう。また、上記で挙げたマナーなどの点で、就活において有利になるともいえます。
現実的にはインターンシップに参加することが本選考にエントリーするための条件のようになっている企業もあります。
LGBT就活生とインターンシップ
就活にあたって企業の社風をよく知りたいというLGBT就活生にとっては、インターンシップはとてもいい機会になります。
特に長期のインターンシップでは、実際に企業のオフィスの中に入って働くこともあり、その場合は企業で働く先輩社員の様子や雰囲気を感じることができます。
LGBTダイバーシティを進めている企業でも、現場の理解度にはばらつきがあるケースも多々見受けられます。そんな場合でも職場の雰囲気を知っておくと安心して選考に臨めます。
また長期のインターンシップでは、企業側も学生の理解度が深くなりますので、LGBTというセクシュアリティだけでなく、より自分自身をみてもらうことも可能になります。
まだインターンシップのエントリーをしていない方は、ぜひ、体験できる内容などを見て、興味のあるところに参加してみることをおすすめします。
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