前回は、転職エージェントを活用した転職では、アドバイザーとの面談が大切です。そのうえで、どうやったら転職がより成功するかについて、お伝えします。

転職理由をかためる

転職の面接時に採用担当者に必ず聞かれるのが転職理由になります。転職するということは現在の職場に何かしら不満を抱えているのが一般的です。その不満を解消するために新しい企業に転職するということです。

採用担当者からすれば、この転職希望者はどういう点に不満を抱えるのかという価値観を知れるポイントになります。同時に、自社がこの転職希望者の不満を解消するのにマッチしているかというポイントを採用側からもジャッジする質問になります。

20代の転職希望者の転職理由としては、

・職場の人間関係がいや

・ほかにやりたい仕事がある

・給与が低い

・労働時間が長い(休日が少ない)

・会社の将来性が不安

などがあります。

転職理由は、いくつか複合的要因になっているケースが多いです。その理由がネガティブでないこと、独りよがりの要望になっていないこと、求人企業でその理由が解消できることが大切になります。

LGBTの転職理由

LGBTの転職希望者には非当事者にはない転職理由があります。

・LGBTへの理解のない職場でイヤな思いをする

・カミングアウトをしたら周りの態度が変わって仕事がしにくい

・セクシュアリティをオープンにして働きたい

・自分らしい服装や髪型で働きたい

LGBTに理解のあるフレンドリー企業であれば、このような理由も企業側は十分理解をしてくれるケースも多いです。

求人企業の志望動機を固める

転職理由と表裏の一体の関係になりますが、その求人企業への志望動機をしっかりかためることも大切です。

その志望動機は、転職理由と整合性がとれているかは面接時に質問されることがあります。

また自分のキャリアを生かした転職であれば、そのキャリアと志望動機や求人企業の募集職種との関係性が問われます。

20代の未経験募集の求人であれば、これまでのキャリアではなく、なぜその職種にチャレンジしたいのか、その企業のどこに魅力を感じるのか?などがアピールポイントになります。

転職を考えるLGBTのセクシュアリティ

LGBTと一括りにいってもセクシュアリティによって転職時の悩みも違います。ある調査によると、新卒で就活を行う場合にLGBT専門のエージェントを使う人はトランスジェンダーの割合が高い一方で、転職時にはLGBといった性的指向の人の割合が大きくなるそうです。

就職活動ということだけを切り取って考えると、トランスジェンダーの人はカミングアウトせざるを得ないケースが多い一方で、性的指向の人は特に何も言わなくても就職活動自体はできます。

しかし実際に企業で働いてみると、性的指向の人も、職場での悩みを抱えるようになり、LGBTにより理解のある職場で働きたいという人が増えてきます。

今後のキャリアを築いていくためにも、転職する際にはエージェントの活用を考えてみてはいかがでしょうか?