【LGBT転職就活ノウハウ】シリーズでは、就活や転職に役立つ企業や求人の情報をお伝えしています。

今回の記事では、前回に続き、実際に働くLGBT当事者に、インタビューをしてきました。

・質問項目

  • 簡単に自己紹介をお願いします
  • 仕事内容について簡単に教えてください
  • 今の仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
  • LGBTであることと、仕事が何か関係することはありますか?
  • 最後に介護職に興味を持っている人に一言お願いします

Sさん 24歳 FtMトランスジェンダー

  • 新卒で今の施設に入職し、現在3年目になります。セクシュアリティはトランスジェンダーの中のFtMで、24歳です。

 

  • 私が働いているのは高齢者向けの入所施設です。利用者が暮らしていますので、24時間スタッフが交代制で勤務しています。夜勤もあり、慣れるまでは大変でしたが、好きな日に休みはとれますし、今はすごく働きやすいと感じています。
    利用者の生活を総合的に介助しますので、起床後の着替えから始まり、入浴や就寝まで行います。利用者によって必要な介助は様々です。本当に元気な利用者だと、一人でなんでも行ってしまうので、スタッフはただ見守るだけなんてこともあります。

 

  • やりがいとは外れますが、大学では男性として認められていなかったので、今現在、職員や利用者含め全員に男性として扱われていることがすごく嬉しいです。今までにないくらいに利用者からは「イケメン」と言われています(笑)
    やりがいはやはり感謝されることでしょうか。実際の介助ももちろんですが、一人ではない、という安心感を与えるのも介護スタッフの大切な役割だと私は思っています。「施設に入所してから毎日が楽しい」と言ってもらえたことは、すごく記憶に残っています。
    うちは高齢者の施設ですので、利用者はみなさん人生の大先輩です。私が生まれる前の歴史の話や、その人の生き方など、日々の業務の中で教わることが多いのが一つこの仕事の楽しさであり、やりがいではないかとおもいます。

 

  • 普段は通称名を使って男性として勤務しています。戸籍上女性であるのは、本部の一部の職員しか知りません。施設長が理解のある人で、男性として働くことと通称名の使用を認めてもらえたので、特に自分のセクシュアリティで仕事上悩んだりすることはありません。

 

  • 介護スタッフには、取得していく資格がはっきりとあるので、この先のキャリアが明確なのがすごくいい点です。施設には優しい職員も多いので、この先長く続けていけると思っています。施設ごとの特色が大きく出る業界でもあるので、興味がある人は実際に足を運んでみるのがいいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?今回協力してもらった2人は、セクシュアリティも施設形態も違いますが、2人とも介護業界で活躍しています。

介護業界と一言で言っても特徴は様々ですので、自分に合った施設を探してみてください。