前回は、求人票をみる10のポイントのうち3つをご紹介しました。今回はつづきをご紹介します。

勤務時間と休日

20代の転職者の中でも特に第二新卒と呼ばれる求職者の中には、前職での勤務時間が長かったり、休日が少ないなど労働時間を理由に転職を考える人も少なくありません。勤務時間に関しては、日中勤務であれば9時から18時(休憩1時間を含む)というような時間帯が一般的ですが、接客業などではシフト制を採用している企業もあります。休日に関しても、土日休みもあれば、土日祝休み(完全週休二日制)、平日に2日休み、月間8日休みなどいろいろな形態があります。土日休みのほうがいいという転職者もいれば、平日休みのほうがいいという考えもあります。

LGBTの中でもトランスジェーンダーの方で、手術などがありまとまった休みが欲しいという場合があります。これはLGBT(トランスジェンダー)ならではの要望であり、まだ対応できている企業は少ないです。一般的には有給休暇で対応するケースが多いです。

雇用形態

正社員、契約社員、パート、アルバイトなどがあります。正社員の場合は、一般に期間の定めのない雇用契約になります。これが期間の定めのある契約社員との大きな違いになります。また正社員であっても、採用して3か月や半年間の試用期間を設けている企業もあります。試用期間中は給与が低い場合などもあります。

給与手当

求人票の中でも一番大切な項目の一つです。給与といっても基本給だけなのか、各種手当が含まれているかなどは企業によって異なります。給与に残業代が一定時間分含まれている企業もよく目にします。これはみなし残業と呼ばれており、あらかじめ決められた時間分の残業代が毎月の給与に含まれているものです。給与とは別に賞与が支給される企業もあります。賞与は給与の●か月分と決まっているケースもあれば、業績に連動しているケースもあります。

手当の中には、役職手当や残業手当などLGBTかどうかとは関係ないものもありますが、中には家族手当や社宅手当などセクシュアリティと関係する手当もあります。LGBT当事者であれば、実際に同性パートナーが認められるのか?認められるとしたらどこまでなのか?など大切な項目になります。

企業情報(設立・資本金・従業員数・売上高)

一般的な企業情報も大切な項目です。設立して何年になるのか?資本金や売上高はどれくらいか?というようなことです(売上高は非公開の企業も多いです)。

 

一般的には、20代や30代の若い人ほどLGBTへの理解が高いと言われています。結果として、創業してからの期間が短い会社のほうが、社員の平均年齢も20代など若くなり、LGBTフレンドリーである可能性が高い傾向があります。