今回はセクシュアリティを理由に退職に至ったMTFやFTMの転職希望者の方へ、転職希望先企業への退職理由の伝え方やLGBTフレンドリー企業の探し方についてお伝えします。

MTF/FTMならではの退職理由

企業に就職後、自らの望んだ性別で働けなかったり、性別適合手術を受けるために現在の企業で働き続けることが困難になるで退職にいたる場合があります。このとき転職希望先企業へ応募をするにあたり、退職理由をどのように伝えるか迷われているMTF/FTMの転職希望者もいると思います。

MTF/FTMならではの退職理由(一例)
・性別適合手術を考えているため
・会社に前例が無いので対処しかねないと言われたため
・MTF/FTMであることを隠して働き続けることが精神的に限界のため
・ホルモン注射により、見た目に変化がでてきたため

上記のような退職理由の場合、転職希望先企業へはどのように伝えるべきでしょうか?

カミングアウトしたほうがいいのか?

カミングアウトするかしないかは、個人の自由です。そのため、退職理由を正直に伝えるかどうかも個人の判断によります。

ですが、社会保険に加入する際など、公的書類に関しては戸籍上の性別の提出が求められます。そのため、戸籍変更をしておらずMTF(FTM)で女性(男性)としての勤務を望む転職希望者の場合は、入社後のトラブルを防ぐため、入社前にカミングアウトをした方がよいです。

ただし、カミングアウトの範囲は人事や文書を管理する人等、限定的にする方法も有ると思います。同様にカミングアウトのタイミングも様々です。

カミングアウトのタイミング(一例)
・応募前(電話等で問い合わせる)
・応募時(応募書類の備考欄に記載する)
・面接時
・入社条件交渉時

もしMTF/FTMであることをカミングアウトする(または必要がある)場合に、範囲やタイミングに正解不正解はありません。自分の精神面のバランスや言いやすさなど、自分に合った方法を考えて、行うことが大切です。