LGBT当事者の転職理由はLGBTというセクシュアリティに関連した理由で転職を考えることも多いです。ほかのLGBT当事者はどんな理由で退職を考えるのか、自分の退職理由はどうなのでしょうか?

また就活生にとっても、働くLGBTの先輩たちの仕事場におけるセクシュアリティの悩みにどんなものがあるか、参考にしてみてください。

転職理由4 職場でLGBTと噂される

LGBTの中のトランスジェンダーの方で、移行中の場合は、その状況によって職場のまわりの人が気付いて本人に直接聞いて着たり、噂をされたりすることがあります。

またゲイやレズビアンの方なども、結婚をしていなかったり、パートナーの話がないと噂をされるケースもあります。

あるいは、LGBT当事者本人が、職場の中で一部の人(上司や同僚)にカミングアウトをしたものが、知らないうちに噂になっているケースもあります。

転職理由5 嘘をつかなければいけない

ゲイやレズビアンなど性的指向に関しては、仕事の場では基本的にはあまり関係はありません。ただ職場というのは日中の大半の時間を過ごす場所であり、休憩時間や終業後の飲み会などの場ではプライベートについて話をする機会も非常に多くあります。

その中で、パートナーについて正直に話をできればいいのですが、止む無く嘘をつかなければならない場面もあります。周りの同僚がいい人であればあるほど、そこで嘘をつくことに抵抗を感じるLGBT当事者は多くいます。

また小さい嘘を重ねることで、誰にどういう嘘をついたか分からなくなり、余計、同僚と話しにくくなるという悩みもあります。

転職理由6 カミングアウトをせずに働くのが難しい

トランスジェンダーのLGBT当事者の場合は、トイレや更衣室などの悩みを抱えている人もたくさんいます。自らの性自認と違うトイレを使っていたけれど、それは我慢をしているだけであって、やっぱり自認する側のトイレを使いたい、とか誰でもトイレが欲しい、という希望もあります。

また、手術を考えているトランスジェンダーであれば、手術時にまとまった休みが必要な場合もあります。ホルモン治療をするために早退などが必要なときもあります。

ゲイやレズビアンの人でパートナーと同居している場合に、転勤などの打診があった場合にパートナーの存在をどう説明すればいいのか、悩む場面もあります。

 

LGBTというセクシュアリティに関連する転職理由は、たくさんあります。それが退職理由となるかは本人次第です。自分にとって大事なことであれば十分に退職理由になります。

また、就活生の多くは実際に企業で働いた経験がないため、実際に働いてるLGBT当事者の悩みというのがなかなかわかりにくいかもしれません。

トランスジェンダーの就活生は、実際に就活の場面でカミングアウトが必要になるケースも多く、就活時に自分のセクシュアリティと仕事の関係で悩みを持ちます。

ただ就活時にカミングアウトを迫られるトランスジェンダー以外のLGBT当事者でも、仕事を始めたらセクシュアリティに関する悩みに直面する人は多いです。それであれば、就活時にLGBTに理解のあるLGBTフレンドリー企業を就職先の候補として考えることも、選択肢としてあります。