転職の際に面接の場で必ず聞かれるのが「転職理由」です。転職理由にはネガティブな要素が必ずあります。それは求人企業の採用担当者も十分に理解しています。しかしそのうえで敢えて転職理由をきいてきます。

転職理由を聞くことで、転職希望者が何を大切に考えているかという価値観を知ることができますし、転職理由が自社の環境で解決できるのかというマッチング度合いを測ることもできるからです。

転職理由を面接の場で上手に伝えることは内定獲得に向けて非常に重要です。今回は、転職理由を面接で上手に伝える3つの事例をご紹介します。

給与が低い!が転職理由の場合

仕事をする大きな目的の一つが給与にあります。転職理由の上位項目に給与は必ず入ってきます。給与が低いということを転職理由にすること自体は全く構いません。

ただ、どのタイミングでどう伝えるか?というのは大切になります。まず現在の給与が転職市場全般で考えて本当に低いのかという視点があります。現在勤めている企業が実は給与水準の高い企業で、転職市場全般で見た場合には、今の給与は高いケースもあります。

逆に本当に現在の給与が低かった場合には、「給与が低いのが不満」ではなく「給与面でも正当に評価してもらえる環境で働きたい」ということでポジティブに受け止められやすいです。

この場合、現在の給与が自分の成果に対して正当ではないということを話す必要があるので、成果をちゃんと面接官に伝えることが大切になります。

残業時間が長い!休日がすくない!が転職理由の場合

残業時間が多いというのも、転職理由の代表的なものの一つです。残業というのは、企業によってかなり差はありますが、残業時間が多くて辛い!という言い方は一般的にはあまり良い印象を与えられません。

残業時間を理由にするのであれば、まず実際にどれくらい残業をしていたのか?ということを伝えます。これが多いかどうかは人によっても求人企業によってもことなります。面接官が確かに残業が多かったなと感じられるような具体的な数字や理由を伝えることが大切です。

そのうえで、その多かった残業に対して、どのようなアクションをとったかも大切です。残業を減らして効率的に仕事をすることは企業にとっても歓迎することなので、効率的に仕事をするための工夫や提案をしというようなことを付け加えると、単なる愚痴ととらえられなくなります。

LGBTというセクシュアリティに関して理解がない!が転職理由の場合

現在の働いている企業の社風として、LGBTに対する偏見や差別がある社風であるとか、男女で仕事内容がはっきり分かれているなどで、仕事がしにくいという場合があります。

もっとLGBTに理解があるLGBTフレンドリー企業で働きたいという転職理由の人もいます。日本の多くの企業では、LGBTに関する取り組みはまだ進んでいるとは言えない状況です。その中でLGBTというセクシュアリティが仕事のうえでどう働きにくさにつながっているかを理解してもらえるかは、求人企業によります。

そこを理解してもらえる企業であれば、そのままストレートに転職理由として説明をして良いと思います。

逆にLGBTに理解や取り組みをしているLGBTフレンドリー企業であれば、LGBTというセクシュアリティが転職理由であれば、自社に入れば自分らしさを発揮してより成果を残してもらえると考えてポジティブな転職理由として捉えてもらえることもあります。

 

LGBTならではの転職理由も含めて、いろいろな転職理由があります。転職の面接には非常に重要になるので、伝え方やタイミングを工夫してみてください。