LGBTの中でもFTMやMTFトランスジェンダーの就職希望者は履歴書やES(エントリーシート)の性別欄の書き方を悩む人が多いです。

転職が増えたり、就活がピークを迎えたりするこの時期だからこそ、履歴書の性別欄の書き方を確認しておきましょう。

履歴書やES(エントリーシート)の性別欄は必須?

 就活時でも転職時でも履歴書またはES(エントリーシート)の提出を求める企業は圧倒的に多いです。

履歴書やES(エントリーシート)には一般的には性別欄があります。一部のLGBTフレンドリー企業の中にはES(エントリーシート)の性別欄を削除したケースもありますが、学校指定や市販の履歴書も含めて、性別欄の記載があるケースが多いです。

性別欄がある場合も、空欄になっていて自分で記入するタイプと、男女のどちらかの選択式の場合があります。

トランスジェンダー就職希望者の性別欄の5つの選択肢

戸籍変更が終わっているトランスジェンダーの場合には、変更後の戸籍を性別欄に記入すれば何も問題はありません。

戸籍変更が終わっていないFTMやMTFトランスジェンダーの場合には次の5つの選択肢があります。

  • 戸籍上の性別を記入し、その性別にあわせた服装や身なりで面接を受ける
  • 戸籍上の性別を記入し、自分の希望の性別の服装や身なりで面接を受ける
  • 希望の性別を記入し、希望の性別の服装や身なりで面接を受ける、
  • 性別欄を記入しない(※性別欄のない履歴書を使用する場合を含む)
  • 性別欄にFTMやMTFトランスジェンダーなどの記載をする

履歴書やES(エントリーシート)も面接時の服装も戸籍の性別とする

これはトランスジェンダーであることをカミングアウトせずに就活や転職活動をするという方法です。

戸籍上の性別の服装や身なりで面接を受けることに抵抗を感じるトランスジェンダーの人は多いです。カミングアウトをすることで選考時に嫌な思いをしたことがあるトランスジェンダーの人は、自認する性別を隠して選考を受ける人もいます。

選考を通過して入社するということになった場合に、カミングアウトをするかどうかが問題になります。カミングアウトをしなければ、働きにくさは抱えたままですが、就職した企業とトラブルになることはありません。

ただ自分らしく働きたいと思い、カミングアウトをする場合には、内定をもらっていてもセクシュアリティが原因で内定取り消しとなるケースもあります。

入社する場合にカミングアウトをしようと決めているトランスジェンダーの当事者の場合には、内定取り消しになる可能性を考えれば、より早い段階でカミングアウトをしたほうがいいいかもしれません。