LGBTフレンドリー企業への就職を希望する就活生や転職希望者は多いです。特にトランジェンダーでカミングアウトが必要なケースも多く、FTM・MTFのそれぞれ91%がLGBTフレンドリーな企業への就職を望んでいるという調査結果もあります。

就活でも転職でも、履歴書や面接時に話す志望動機は大切です。

今回は、LGBTフレンドリー企業への志望動機の書き方5つのポイントをお伝えします。

求人企業への意欲が表れているか?

「理念に共感しました」とか「将来性があると思った」という志望動機をしばしばみかけます。しかしこのような一般的な志望動機では、求人企業からすると自社のことをよく調べていないのでは?と感じやすいです。

その求人企業のことを調べて、オリジナルな理由を選考では伝えるようにしましょう。

企業に求められるオリジナルな理由も就活生と転職希望者では少し違います。就活生の場合は、仕事をしたことがないですから、仕事内容に関して志望動機を述べると浅くなりがちです。人事担当者からすると、「仕事が分かっていない」と感じることもあります。ただ就活生の場合は、それでもどれだけ調べてきているかをみられていることが多いので、大丈夫です。

一方で転職希望者の場合は、未経験歓迎の求人でない限り、その仕事の経験があるので、仕事内容について話す場合は、それなりの深さが求められます。

スキルや経験が生かせるということが伝わるか?

就活でも転職でも、求人企業にとって大切なのはその求職者が企業に入社して活躍してくれることです。

求人企業の魅力を並べるだけという志望動機もみかけますが、これでは不十分です。自分のこれまで培ってきたスキルや経験がどう生かせるか、ということを志望動機に混ぜることが大切です。

就活生であれば、学生時代に頑張ってきたこと(勉強でもバイトでもサークル活動でも可)を伝えるのが一番多いケースです。LGBT就活生の場合は、大学時代に頑張ってきたことがLGBTに関連するようなケースもあります。LGBTに関連することとしては、ゼミでジェンダー論を専攻していたとか、LGBT(セクマイ)サークルに所属していたなどがありますが、これらを企業に伝えることはカミングアウトにつながるケースもあるので、LGBT関連の話は伝え方に工夫が必要です。

転職希望者であれば、前職でのスキル経験を具体的なレベルで伝えていくことになります。

LGBTフレンドリーという志望動機は?

LGBTフレンドリーな企業に就職したいというLGBT当事者はたくさんいます。それ自体は立派な志望動機になります。

ただ求人企業の人事担当者からすると、それだけでは物足りないです。その求人企業にはほかにも良いところはたくさんあるはずです。仕事内容や、社風、給与や休日などの待遇面。このようなほかの良い点の一つとして、「LGBTフレンドリーだから志望します」というのが志望動機としては良いでしょう。

 

次回は志望動機 5つのポイントの後編をお伝えします。