20代や第二新卒、既卒のLGBT求職者の中には未経験歓迎求人に応募を考える人もたくさんいます。

どうやったら未経験歓迎求人で内定をとれるのかのポイント(後編)をご紹介します。

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https://nijipi.lgbt/tenshoku/4900

求人企業に入社意欲を示す

内定に近づくためには、自分のポテンシャルを履歴書や面接の場などで的確に伝えることが大切です。そして何よりも入社意欲を示すことが非常に重要になります。

特に既卒で正社員経験がなく20代後半以降の場合は、なぜ正社員として働いた経験がないのか?というのを気にする企業もあります。

正社員経験がない理由は人それぞれです。LGBTの中でもトランスジェンダーは就活時に、自分のセクシュアリティをどう伝えるかなど、セクシュアリティの問題で思うような就活ができずに、結果として正社員経験がない人もいます。

正社員経験がない理由よりも大切なのは、正社員として就職したいという意欲です。正社員として就職するための努力を見せることも、内定獲得に有効な手段です。

入社意欲は、言葉だけでは弱いので、その業界の仕事や企業について調べるのはもちろん、仕事に絡む簡単な勉強をしたり、場合によっては簡単な資格を取るというのは意欲が一番、伝わりやすいです。

LGBT転職希望者の場合は、セクシュアリティが原因で転職をせざるを得ない場合もあり、LGBT非当事者よりも転職の判断を迫られるケースが多い傾向があります。転職容易さを考えると資格を取得しておくことは、将来的にも大きなプラスになりえます。

求人に複数応募する

転職になれていない20代、第二新卒、既卒の転職希望者の場合、一つ一つの求人を吟味しすぎてなかなか応募に踏み切れない場合もあります。

転職市場は一般的に回転が速いので、一つの求人にあまり時間をかけて吟味していると、他の転職希望者が採用されて求人がなくなることはよくあります。

「自分にあう求人か分からないから吟味する」という考え方はあります。ただ求人票や企業のHPをみているだけでは、企業や仕事の理解は一部にとどまります。それであれば少しでも気になる企業には積極的に応募して、実際に面接の場で企業の方から直接、仕事内容を聞き、そこで働いている人を見て話をするほうが企業理解を深めることができます。

また一つの求人に応募して、その合否がでてから次の求人に応募するという転職希望者もいますが、これは時間をロスしやすいです。複数の求人に同時に応募し、自分の選択肢を増やした状態で、転職先を考えるほうが結果的によい転職につながるケースが多いです。

20代、第二新卒、既卒のLGBT転職希望者が内定を取るためのポイントを2回にわたりご紹介しました。転職経験がないとなかなか自分自身のことを客観的に見つめることが難しいです。LGBTというセクシュアリティが仕事の選び方にも関係する場合もあります。

自分だけの転職活動は難しさがあります。LGBT専門のキャリアカウンセラーや転職エージェントに相談をしてみるのも良いでしょう。