LGBTフレンドリー企業へ就職したいと考えるLGBT当事者は就活生から20代の若手、30代のキャリア層と幅広いです。

そんな中で、実際にLGBTフレンドリー企業への転職をした人の体験談をご紹介します。

▼前回の記事はこちら
【LGBT転職ノウハウ】LGBTフレンドリー企業への就職体験談・ゲイ【前編】

 今回は、前回に引き続きOさん(31歳ゲイ)の転職体験談をお送りします。

LGBTフレンドリー企業の面接は?

LGBT特化のエージェントに紹介されたフレンドリー企業を何社か受けました。面接をうけるまえは、セクシュアリティに関して面接でもいろいろ聞かれるのかと思ったのですが、どの企業もセクシュアリティについてはほとんど聞かれず、これまでの職務経験やスキルに関して聞かれました。

ある企業の面接で、自分はゲイであることを告げたのですが、「うん、わかった。仕事のうえで何か配慮や望むことはある?」と言われました。

実際、特別望むことはなかったので、すんなり受け入れられた気がして、なんとなく気持ちが楽になりました。

LGBTフレンドリー企業に就職してみて

結局、私が就職したのは社員規模が100人くらいの一般事業会社です。今は経理部門で、これまでの経験を生かしてリーダーのポジションで仕事をしています。

セクシュアリティについて、特に聞かれることはありません。私は就職にあたって人事部だけにはカミングアウトをしていました。

会社としては、同性パートナーシップみたいな制度は導入していないですが、社内では全員がLGBTの研修をうけており、基礎知識はあります。

なにより、LGBTとかのセクシュアリティだけでなく、「人はみんな違ってあたりまえ!いろんな人がいるほうがいいよね!」という感覚が広く共有されている気がします。

就職後は、周りの同僚には徐々にカミングアウトをしています。社内の飲み会の席上では、私がゲイであることを知らない人は、「彼女いないの?」と聞かれることもあります。

ただその場合は、「ゲイの彼氏はいるよ」と答えるようにしています。意外とそのまま受け入れてくれる人は多いです。

今は、自分のセクシュアリティを特に隠したり、嘘をつくこともないので、仕事に専念できてとても働きやすいです。

 

2回にわたり、ゲイの当事者のLGBTフレンドリー企業への転職の体験談をお送りしました。

OさんはLGBTというセクシュアリティを特に気にすることもなく働けるフレンドリー企業を見つけられて、今は仕事が楽しいそうです。