履歴書の書き方について、どう書くのがいいかよく分からないという就活生・転職希望者のための履歴書書き方マニュアルの後編です。

履歴書は項目が多岐にわたります。同時に求人企業によっても見るポイントが変わってくるので、書き方を工夫することが大切です。

履歴書は自分自身を紹介する書類です。LGBTというセクシュアリティに関連する部分も、書類に現れてくる場合もあります。特にトランスジェンダーは性別をどう表現するか、カミングアウトをするのかどうか、求人企業はLGBTフレンドリーなのかどうかなどによって、履歴書の書き方に工夫が必要な場合もあります。

今回はそんなトランスジェンダーの就活生・転職希望者向けに履歴書の書き方マニュアル(後編)をご紹介します。

▼前回の記事はこちら
【LGBT転職就活ノウハウ】LGBTフレンドリー企業の取り組み事例【前編】

【LGBT転職就活ノウハウ】LGBTフレンドリー企業の取り組み事例【中編】

 履歴書における資格の書き方

履歴書に資格を書く場合に気を付けるべき点は次のとおりです。

・資格は正式名称で書く
資格の中には似たような名前の資格もあります。例えば履歴書に「簿記2級」と書いてあっても、それが日本商工会議所簿記検定なのか、全国商業高等学校協会簿記検定なのかによって評価が異なります。採用担当者に正しく伝わるように、正式名称を書きましょう。

・かなり前に習得した資格は?
資格の取得がかなり古い場合であっても、業務に関係する資格であったり難易度が高い資格である場合には履歴書に書いたほうがいいでしょう。ただし、語学系の資格で年数がかなり経っている場合には、その後、語学力が落ちていないか面接の場で聞かれることがあります。

・書かないほうが良い資格もある
基本的には取得している資格は全部書いていいのですが、あまりに数が多い場合は業務に関係しない資格は削除したほうがいいかもしれません。

また難易度がかなり低い資格は書くことによって、かえって評価が下がることもありえます。難易度は、その募集している求人の難易度にも関係しているので一概には言えないですが、例えば実用英語技能検定3級は一般的には中学校レベルと言われているのでプラス評価になることはないと言えます。

同じ英語の資格でもTOEICの場合は、600点以上が履歴書に書く目安と言われています。800点以上あればかなり英語力があるとされています。

履歴書で一番大切な志望動機と自己PR

履歴書の中で自分の経歴などは事実を書くだけなのであまり変えようはないですが、志望動機と自己PRは一番工夫の余地がありますし、応募企業によって変えるべき箇所なのでとても大切です。

トランスジェンダーかどうかにかかわらず、なぜその企業を志望するのかはというのは、事業内容や社風などに沿って書くことが望ましいです。

その中で、働く環境という意味でLGBTフレンドリーであるということを書くということは構いません。自己PRの中で、自分がトランスジェンダーであることをカミングアウトする人もいます。LGBTであるとかトランスジェンダーであるということ自体がPRポイントになることは少ないですが、自分のセクシュアリティと向き合う中で考えたことや行動してきたことは自己PRにつながる場合もあります。

 

3回にわたりトランスジェンダーのための履歴書書き方マニュアルをご紹介しました。LGBT、中でもトランスジェンダーの就活生や転職希望者は履歴書の書き方に悩む人が多いです。今回の記事を参考にしてみてください。