既卒、第二新卒など20代の若手人材を対象としている未経験歓迎求人。このような求人を取扱う企業では、ポテンシャル採用という手法を用いています。

LGBTフレンドリー企業の中にも、即戦力として活躍できるような人材を求めるキャリア採用だけでなく、未経験歓迎のポテンシャル採用を実施している企業は増えてきています。

今回はポテンシャル採用を実施している企業から内定を獲得するためのコツをお伝えします。

未経験歓迎の求人企業が行う、ポテンシャル採用とは?

ポテンシャル採用とは、スキルや経験を問わず、潜在能力を重視した選考により、今後、大きな成長が期待できる人材を採用することです。

新卒採用人数が定員割れをしてしまった企業や20代の若手社員の割合が少なく、企業の今後を考えた際に若手の人材を採用したいという企業が主に行っています。

現在、このポテンシャル採用を導入し、20代の若手人材の積極採用を実施する企業が増えています。LGBTフレンドリー企業においても同様です。

ポテンシャル採用を実施している企業は転職希望者のどんなところを見ている?

ポテンシャル採用の基準を新卒採用の基準と同水準で設けている企業は多いです。ポテンシャル採用を実施している企業がみているポイントは大きく分けて3つあります。

①入社意欲
入社意欲をみるにあたり、より具体的に求人企業がみているポイントは、
・企業理解(事業内容、仕事内容、働き方等)をしているか?
・より理解を深めるための努力をしているか?
・他社の選考状況(自社が第一志望かどうか?)
などです。

②潜在的な能力
潜在能力=可能性(伸び白)は、抽象的で目に見えないものであるため、採用する求人企業側も採用の可否を決定することが難しいです。求人企業は下記のようなポイントなどをもとに転職希望者の潜在的な能力をみています。
・仕事に対する自分の価値観をしっかりと持ち、自己理解しているか?
・自分自身の長所や短所を理解し、自社で活かせる能力を持っているか?

③ビジネスマナー
上記2つは、新卒採用でも見ている企業が多くあります。一方、ビジネスマナーを新卒採用の現場でみている企業は少ないです。社会人としての言葉遣いやマナー、コミュニケーション・スキルが備わっている人材を採用したいと考える企業は多いです。
(例)
・名刺の渡し方
・メールの打ち方
・敬語
・身だしなみ

ポテンシャルが高い!と求人企業が思う人材の特徴

 前述したものはすべて網羅して準備しておくことを前提に、よりポテンシャルの高さを伝える方法があります。それは、職業観(仕事に対する自分の価値観)に基づいたキャリアプランを形成し、実現するための準備をしていることです。

求人企業の応募条件に「未経験歓迎」と書いてあったとしても、それは「関連する職に就いた経験がなくても歓迎」という意味であり、まっさらの状態で応募をしてもなかなか通過はできません。

必要最低限の知識やスキルを必要としている企業は多いです。また、人事は必ずと言っていいほど、応募書類の資格欄をみています。ポテンシャルの高さを伝えるために、自分自身の職業観を整理し、キャリアプランに基づいた資格を取得することは非常にお勧めです。

また、LGBTフレンドリー企業という軸のみで仕事を探している20代前半のLGBT転職希望者の方は多いです。ですが、いくら素敵なところを持っていても、これではポテンシャルの高さを求人企業に伝えることはできません。転職活動の軸が「LGBTフレンドリー企業だけしかない…」という人は、今一度、職業観の自己理解や自己分析から始めてみましょう。