新卒で就職せずに大学を卒業して、数年(3年以内が一般的)たってからの正社員就職を目指す人を既卒と呼ぶことが多いです。

既卒の就職は新卒の就活とは似ている部分もありますが、異なる部分もあります。

LGBTの既卒者の面接で必ず聞かれる項目についてご紹介します。

既卒になった理由は?

既卒に対して企業側は、就活がうまくできなかった人という先入観があるケースも多いです。

既卒になった理由は基本的に2つです。就活をしたけれどうまくいかなかった、または就活自体をしなかったかのどちらかです。

どちらも前向きな説明をつけるのは難しいです。面接なので正直に答えるのは大前提ではありますが、それでも少しでも前向きな理由にすることは大切です、

就活に失敗して既卒になった場合

就活に失敗した場合も、どんな理由で失敗したかはいろいろな理由があります。「高望みをして受けた企業すべてから内定がもらえなかった」「スタートが遅れてしまい、選考に間に合わなかった」「自分の志望企業を絞り込みすぎた」などのケースが考えられます。

大切なのは、失敗した理由を自分で自覚していることです。失敗した理由を自覚したうえで、今はどう対応しているのかをちゃんと説明できれば、既卒になった理由も前向きに答えることができます。

中には、就活で内定はとれたけれど、入社前に考え直して辞退して既卒になったという人もいます。これも内定はとれていますが、就職できなかったので広い意味では就活の失敗とも考えられます。

この場合は企業選びの軸をちゃんと説明することが求められます。

就活をせずに既卒になった場合

「公務員試験をうけていた」「大学院をうけていた」などの理由で、就活をできずに試験も受からずに既卒になる人もいます。

一見すると、仕方ないようにも思えますが、ただ試験である以上、落ちる可能性はあるので、その場合に備えてなぜ就活をしなかったのか?というのは聞かれることになります。

また留学をしていた場合なども就活のスケジュールに乗れないことがありますが、それは初めからわかっていたことなので、それに対してどう考えていたのかを問われます。

これも大切なのは、その経験を踏まえてどう考えているかです。

LGBTの既卒者の中には、LGBTというセクシュアリティが原因で就活がうまくいかなかったというケースも多くあります。

LGBTの中でもトランスジェンダーであれば、「自認する性別での就活が企業に理解してもらえなかった」「服装自由で企業選びをしていたので内定までいかなかった」「移行途中で就活が十分にできなかった」などの声もあります。

LGBTというセクシュアリティが原因で既卒になった場合に企業がどう考えるか?これは企業によって異なります。LGBTに理解のある企業であれば率直に理由を伝えて理解してもらえる可能性もあります。

ただLGBTに理解のある企業かどうかは、なかなか見分けにくいですし、当然カミングアウトにも関連してくるので、LGBTというセクシュアリティが原因であることは説明しにくいです。

LGBTに理解のある専門エージェントに相談してみることで、既卒になった理由の伝え方のアドバイスがもらえるだけでなく、LGBTフレンドリー企業の紹介をしてもらえることもあります。