性的少数者への理解が進んでいないことを理由にアフリカへの派遣が延期になった永崎さん。
その後は会社を辞め、アルバイトをしながら派遣先が決まることを待っていました。

そして派遣が決まったのはタイでした。
タイは性的少数者にも理解があり、タイであれば永崎さんもありのままの自分で活動ができるであろうという判断でした。

永崎さんは「JICAとタイの受け入れ先のおかげで活動できありがたい」と感謝しています。
現在永崎さんは、エイズ感染者らを支える活動などに携わっています。

後にJICAは現地でプライバシーが確保できる環境を整えるとしており、募集要項には性的少数者向けに「配慮が必要な場合は応募前に連絡を」と明記しました。

永崎さんは公志朗の名で活動することをブログにつづりました。
「活動でキャリアを積んでいきたい。後に続く人たちのためにJICAの人に性同一性障害に対して配慮してほしいことも伝えたい」

まとめ

私は初めて大きな組織でカミングアウトをした永崎さんの勇気に感動しました。
このように苦しい思いをしながらも、自分のことを公表し打ち明ける方がいることで、組織の環境が変化することにつながるのだと思いました。
しかし、本来ならば公表しても何ら変わりなく受け入れて活動できるような環境が一番望ましいと思います。