LGBT当事者orアライによるレポート。

トランスジェンダーの方によく使われる表現として、「違和感を持つ」という言葉があります。今回はその違和感について身体的なものとジェンダー(社会的な性別)的なものに分けて考えてみました。

 

身体への違和感

トランスジェンダーの中でも、性別適合手術をするかどうかや段階は様々です。しかし自身の身体に違和感を抱えている人は多いです。肩幅や彫りの深さ、身長などのいわゆるごつごつとした男性的な特徴と、胸のふくらみなどの女性特有の特徴があると思います。顔や体型は変えることが難しいため、異性の服を着て違和感がなくなるということはありません。

ジェンダーへの違和感

多くの人は見た目で男女を判断し、対応しているのではないかと思います。たとえば、女性が足を広げて座っていると、「女の子なのにみっともない」。男性でスイーツが大好きな人に向かって「意外だね」など・・・。

言ったことも言われたことがない人もいるかもしれませんが、きいたことのない人はほとんどいないかもしれません。

男性で生まれると男性として、女性で生まれると女性として扱われます。これは自分自身で選ぶのではなく、勝手にそうなってしまいます。たとえば戦隊ものが大好きな女の子は、「女の子なのに戦隊ものが好きなんだね」と言われます。教育環境によっては、「戦隊ものは男の子のものだから」と、テレビなどを見せてもらうことができなかったり、おもちゃを買い与えてもらえない人もいるかもしれません。

もちろん、生まれたときの性別が男の子であれば、そんなことは起こりません。このような、生まれながらの性別についてまわるのが違和感として蓄積し、トランスジェンダーと自認する人がいます。

最後に

自分の今までを振り返ってみて、思い当たる出来事は多々あるかと思います。気付かぬうちに、周りにいるトランスジェンダーを傷つけているかもしれません。不用意なジェンダーロール(社会的性別役割)の押し付けはトランスジェンダーではない人でも、不快に思う人が多いです。明日からの言動に少しだけ気を遣けていきたいですね。